外傷後の修正術:重瞼術+目頭切開 12年前の交通事故による影響

生死を彷徨うほどの大きな交通事故に遭われた20代の患者様の、外傷後10年以上経ってからの修正手術です。

事故直後、当時総合病院勤務だった私が主治医となったのですが、

鼻骨、篩骨(しこつ)蝶形骨(ちょけいこつ)を骨折し(いずれも目と目の間の骨です)、

右内眼角部と鼻をつなぐ靭帯が切れていました。

骨折の整復固定術を行い、加えてスクリューとナイロン糸で靭帯の再建を行いました。

この時の事故により、患者様の目は少し離れ気味になりました。

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