症例

症例

鼻の形成術

鼻中隔延長術

鼻中隔延長術の症例

◆ 症例1

鼻中隔延長術の症例 正面

鼻中隔延長術の症例 斜め前1

院長コメント

こちらの症例は、プロテーゼで鼻翼軟骨が圧迫されていたため、L型プロテーゼを摘出して、耳介軟骨のみで鼻中隔延長を行い、鼻翼軟骨を高い位置にけん引しました。
もともと脂腺が多いため皮膚は厚く、L型プロテーゼを入れた頃よりも鼻先が低くなってしまったそうです。

術後1ヵ月では、浮腫は改善しましたが、やや鼻尖が太く感じられます。脂腺が多く、皮膚が厚い方では鼻中隔延長を行うと皮膚の厚さによって鼻尖が太く見えることがあります。
また、この頃になると瘢痕もでき始めるため鼻の大きさが気になりますが、この時期に大切なことは不安に耐えて待つことです。

術後3ヵ月になると鼻中隔延長による鼻翼の張り出しの軽減がはっきり判るようになり、小鼻縮小術を行わなくても良かったと感じます。
しかし鼻先はかたくなり、瘢痕が増殖しました。瘢痕のトータル量のマックスは術後4ヵ月頃です。瘢痕が増えないようテーピング圧迫固定を行って頂きます。瘢痕が増えたため不安と焦りから「すぐに瘢痕を切除して欲しい」と仰る患者様もいらっしゃいますが、瘢痕が減るのを待ちます。

術後6ヵ月になると鼻先も少し軟らかくなります。瘢痕は減少傾向にあるのですが、この患者様の皮膚の厚さが鼻尖の大きさに大きく影響しています。
しかし鼻中隔延長の効果で鼻尖と鼻柱上部は斜め下方に伸び、小鼻の位置が挙がったように見え、患者様は満足されていました。

術後1年2ヵ月では術後6ヵ月と比較し、鼻尖の張りはなくなりました。瘢痕が減少したため鼻先全体が小さくなりました。鼻中隔延長術の効果は維持されていました。

手術を行うと全ての方に瘢痕は発症します。瘢痕の増え方、改善の経過には個人差があり、根気強い術後管理を行い、瘢痕が減るのを待たなければいけません。

患者様に術前から1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月、1年2ヵ月と、今までの治療経過の画像をお見せしたところ、不安を乗り越えてここまで待って良かったと仰っていました。時間はかかりましたが、すっきりとした鼻先になり、小鼻のボリュームも抑えられています。

参考料金
1,521,600円(税込)

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鼻尖形成術

鼻尖形成術の症例

◆ 症例1

鼻尖形成術の症例 正面

鼻尖形成術の症例 斜め前1

鼻尖形成術の症例 斜め前2

鼻尖形成術の症例 横

院長コメント

こちらの症例は、以前にヒアルロン酸注入やスレッドで鼻尖を高くする治療を行った結果、鼻翼軟骨の変形が推察され、さらにスレッドにより鼻柱部の内側脚の損傷の可能性が考えられました。

手術では、曲がった左右の内側脚を正中で縫合固定し、鼻柱の高さを得るようにしました。また、鼻尖形成として鼻翼軟骨形成と耳介軟骨移植も行いました。
手術で鼻翼軟骨を観察したところ、鼻柱部の内側脚は縮むように変形しており、術後患者様にスレッドを入れる前後の鼻尖の高さについて尋ねたところ、「スレッドを入れたら、一時的に鼻尖が高くなったが、その後元の鼻より少し鼻先が平坦になったような感じもあった・・・」とのことでした。

鼻尖と鼻柱上部が斜め下方に向くことで、すっきりとした鼻先になりました。まわりの方には手術したことが一切判らなかったようです。
鼻尖が伸びたことで、より洗練された印象になりました。

参考料金
800,400円(税込)

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鼻中隔延長の修正鼻中隔延長術

鼻中隔延長術の症例

◆ 症例1

鼻中隔延長術の症例

鼻中隔延長術の症例

院長コメント

「鼻が伸びすぎて魔女のようになってしまった」と精神的な衝撃を受け当院を受診されるほとんどの方が、無理な鼻中隔延長によって不自然な鼻の形になった方々です。
鼻中隔延長手術の失敗にありがちなケースとしては、「鼻が傾いて見える・・・」「鼻が伸びすぎてしまった・・・」「鼻が不自然に高くなってしまった・・・」等があげられます。

こちらの症例では、鼻中隔延長のやりすぎにより鼻尖と鼻柱が延ばされ(青矢印)、鼻孔が前方に引っ張られてしまっています(赤矢印)。
また横から見ると鼻の中が丸見えになってしまっていたので(黒矢印)、鼻孔縁が下がる治療も行いました。
術後は鼻尖が希望通り小さくなり、鼻先が下方に向いていたことや鼻の横幅が拡がっていたことが改善し、以前の鼻の向きと幅になったことに満足されていました。

鼻中隔延長の修正再建手術を受けられた患者様の多くが、手術が決まると精神的に落ち着かれ、術後鼻尖部がすっきりとした自然な形を取り戻されます。仕上がりに大変ご満足いただける修正手術の一つです。

参考料金
1,058,400円(税込)

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L型プロテーゼ抜去と再建隆鼻術

プロテーゼ抜去+鼻中隔延長術の症例

◆ 症例1

プロテーゼ抜去+鼻中隔延長術の症例

プロテーゼ抜去+鼻中隔延長術の症例

院長コメント

こちらの症例は、L型プロテーゼを抜去し、鼻背をスムーズにするためにシリコンを細工し、わし鼻を隠し、外側鼻軟骨部と鼻翼軟骨境界の陥没には軟骨を移植しました。鼻尖の丸さも改善されています。
術中プロテーゼ抜去直後の写真(モノクロ)を見ていただくと分かりますが、鼻翼軟骨に著しい変形があり、血行障害のためか萎縮していました。
この鼻尖の低さから鼻中隔延長で鼻先を高くする必要がありましたので、同日鼻中隔延長を行うことにより、鼻翼軟骨が持ち上げられ、鼻尖が高く自然なかたちになるように再建しました。この患者様はシャープな鼻をご希望とのことで鼻背・鼻尖を細めにしておりますが、更にナチュラルな形に再現することも可能です。
L型プロテーゼによっては鼻翼軟骨は開き、抜去すると鼻尖は平坦になることがあります。そこで鼻中隔延長によって鼻尖をプロテーゼが入っていた時と同程度、あるいはそれ以上の高さにすることが可能です。
患者様には結果に大変ご満足いただきました。

参考料金
1,542,000円(税込)

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鼻中隔延長によるアップノーズの改善

アップノーズの改善の症例

◆ 症例1

アップノーズの改善の症例

アップノーズの改善の症例

アップノーズの改善の症例

院長コメント

今回の症例では、鼻先の向きを変えるため鼻中隔延長術を行い、同時に鼻根~鼻背にシリコンプロテーゼを挿入しました。
手術では、左鼻翼軟骨上にレディエッセによる異物性肉芽腫と、著しい瘢痕が確認できました。これらを除去すると左鼻翼軟骨は著しく変形し、明らかに右の軟骨より小さくなっていました。
予定通り鼻中隔延長を行いましたが、延長部に固定する左右の鼻翼軟骨の強度に差があるため術後は鼻尖と鼻柱が倒れないか注意深く観察する必要がありました。そのため、この患者様には術後の鼻孔の変形防止のために用いられる「レティナ」を使用しました。鼻尖と鼻柱の変形を予防するため、術後1ヵ月は終日レティナを鼻腔内に挿入して頂き、それ以降は術後4ヶ月まで夜間のみレティナを付けて頂くことになりました。

6ヵ月後には、鼻先は高くなり、鼻の穴は隠れ自然なかたちで下に向いています。
この患者様の左鼻孔部の収縮の原因は、レディエッセによる左鼻翼軟骨の変形が考えられます。
引き続きレティナを挿入して頂き、可能な限り終日つけて頂くことになりました。レティナによって鼻孔が広がった状態を維持し、瘢痕治癒させることが第一選択です。患者様には、レティナの使用を忘れず行うよう、お話ししています。
この治療は、医師と患者様双方が根気強く行っていく必要があります。

参考料金
1,382,400円(税込)

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鼻尖鼻柱形成

鼻翼軟骨形成+耳介軟骨移植の症例

◆ 症例1

鼻翼軟骨形成+耳介軟骨移植の症例

鼻翼軟骨形成+耳介軟骨移植の症例

鼻翼軟骨形成+耳介軟骨移植の症例

院長コメント

こちらの症例は、鼻翼軟骨形成と耳介軟骨移植でご希望の鼻のかたちを形成しました。
鼻翼軟骨の形態や鼻中隔軟骨の位置によって、鼻中隔延長を行わずに鼻尖と鼻柱を下方に移動することが可能です。
当院の鼻尖や鼻柱への軟骨移植術は術中にしっかり軟骨を固定するので、術後にデンバースプリント(鼻のギプス)を装着しません。術後5日までは鼻背~鼻尖にテープを固定します。
個人差がありますが、鼻部の軟骨移植術後の腫れは約10日間です。お仕事の内容にもよりますが、術後5日目には腫れも軽減しますので、手術のための休暇は約5~7日を目安にしてください。
術後3ヵ月で鼻尖は中央にあり、鼻柱の傾きなどはありません。また痛み、鼻づまりなど生活に支障ある症状もありません。
移植軟骨によって鼻尖は下方に延び、アップノーズも改善しました。鼻尖と鼻柱を出すことで小鼻が相対的に小さくなりました。

参考料金
822,000円(税込)

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鼻翼縮小(小鼻縮小)

鼻翼縮小術(小鼻縮小術)と鼻尖形成術の症例

◆ 症例1

鼻翼縮小術(小鼻縮小術)と鼻尖形成術の症例

鼻翼縮小術(小鼻縮小術)と鼻尖形成術の症例

鼻翼縮小術(小鼻縮小術)と鼻尖形成術の症例

院長コメント

こちらの症例は、鼻翼縮小術(小鼻縮小術)と鼻尖形成術を行い、3ヵ月後に経過観察しました。
鼻翼基部外側を3㎜、内側を2㎜切除し、小鼻を縮小しました。鼻翼基部外側のキズ跡はやや赤みがありますが、目立つほどではありません。鼻孔の変形や左右差はなく、鼻翼内側のキズ跡はほとんど判らなくなりました。
次に、鼻幅の変化についてですが、「鼻幅」「上口唇幅」を計測し、鼻幅の上口唇幅に対する比率によって手術の効果判定(※)を行ったところ、鼻幅率4.6%減少と僅かな変化ですが鼻幅が減っています。画像で見ると少しわかりにくいのですが、患者様は小鼻の張り出しの軽減を実感されています。
(※この評価方法は、患者様の唇幅に対する比率で、手術結果を検討するものです。他の患者様の比率と比べることはできません)
小鼻縮小術、特に鼻翼基部外側切除ではその皮膚縫合によって、鼻尖部が鼻翼側に引っ張られます。そのため、鼻尖部をつくっている左右の鼻翼軟骨に開きがあると小鼻縮小術によって鼻先が平坦になったり、低くなったりすることがあります。今回は、鼻先が平坦になることを防ぐため、同時に鼻尖形成術を行いました。
下から撮った写真を見ると、鼻の穴が縦に伸びているのがわかります。鼻幅の張り出しが抑えられ、スッキリとした小鼻に生まれ変わりました。

参考料金
390,000円(税込)

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団子鼻解消

団子鼻解消(鼻翼縮小術)の症例

◆ 症例1

団子鼻解消(鼻翼縮小術)の症例

院長コメント

こちらの症例は、団子鼻に対して、鼻尖部の皮下脂肪を減量し、鼻翼軟骨を中央に縫合しました。
術後1ヵ月は、手術直後に比べて鼻尖が大きくなることがありますが、これは瘢痕の増殖のためです。脂肪を減量することによって皮下に線維組織が増えるために起こる現象であり、ごく普通の経過ですのでご安心ください。
写真を見るとわかりますが、術後2ヵ月になると瘢痕の増殖が止まるため、鼻尖の大きさに変化がなくなります。
この患者様は術前よりリザベンを内服しており、術後は指導した通りテーピング固定も行っています。
ステロイド局所投与を行わず、瘢痕は軽快の方向にあります。瘢痕の増殖は止まっており、今後瘢痕は少しずつ消退していきます。

参考料金
706,800円(税込)

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目の形成術

二重修正二重切開法

二重修正の症例

二重修正の症例

院長コメント

こちらの患者様は、高校生時代にまぶたが下がっているわけでもないのに、他院で眼瞼下垂の手術を受けてしまいました。
術前は二重ラインより下の皮膚にだぶつきがあり、まぶたが重く見えます。
通常の全切開法に加えて、まぶたの筋肉が収縮しやすいように腱膜前転術、またご希望の皮膚切除も追加することになりました。また術前は右のまぶたの方が下っていますが、実は左のまぶたの方が挙がりが悪く、瞼板周囲の瘢痕切除および右は腱膜前転術、左は腱膜・挙筋前転術を行いました。また、患者様の了解を得て脱脂術も加えました。
術後2ヵ月間はむくんだ状態が続きましたが、術後3ヵ月経過した時点では、まぶたが挙がってすっきりした目元に改善されました。

参考料金
二重・全切開修正
傷切除 両方 200,000円〜
癒着剝離 両方 300,000円〜
瘢痕、ひきつれ解消 両方 300,000円〜

下瞼たるみ
脂肪を除去 220,000円〜

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二重修正二重切開法

二重修正の症例

二重修正の症例

二重修正の症例

院長コメント

当院には、「全切開二重術を行ったところ、二重ラインより睫毛側の皮膚にたるみができた」と仰る患者様が来院することがあります。その際には二重ラインより下方の皮膚切除を行うことで改善します。
しかし二重ラインのキズに幅があると、この修正によって二重の幅が広くなることがあります。従って、このような場合にはキズとなった二重ラインの形成を行い、再癒着しないようにご希望の二重ライン上に埋没法を行い、その後皮膚の余りを考慮して再度全切開を行います。

こちらの患者様は、二重ラインは瞼縁より10㎜のところにあり、切開部は陥没し、癒着していたため、今回は現在の二重ラインを形成し、埋没法で新たな二重ラインを作りました。結果、二重幅を変化させずにたるみを除去することが出来ました。

手術4ヶ月後、瞼を閉じた時の赤矢印が以前の二重切開線で、青矢印は埋没法の痕になります。この手術の欠点は、以前全切開した傷跡を切除しないため、その瘢痕が残ることです。
一方切除しないことで、二重幅に大きな変化を与えないことが利点です。
この患者様は、今後青矢印の埋没法のラインで再度全切開を行うことになっています。

参考料金
二重・全切開修正
傷切除 両方 200,000円〜
癒着剝離 両方 300,000円〜
瘢痕、ひきつれ解消 両方 300,000円〜

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